なぜ健康診断をしなくてはならないのか?
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健康診断は、労働安全衛生法により
定められている企業の義務です。
会社は労働者を、健康な状態で働かせるという
「安全配慮義務」があるからです。
健康診断の実施は従業員の人数や企業の規模で
決まるものではありません。
たとえ従業員が1人でも1年以内ごとに
定期的に健康診断を実施することが
法令で義務づけられており、
その費用は会社が負担する必要があります
。
労働安全衛生法(安衛法120条1項)では、
従業員に健康診断を受診させていない企業に対して、
50万円以下の罰金を科しています。
また、一方で近年では30代、40代で
生活習慣病を指摘される人が増えています。
生活習慣病の初期は、目立った自覚症状が出てきません。
従業員の健康上の問題を早期に発見するためにも、
定期健康診断は受診率100%を目指しましょう。
しかし従業員の中には、自分はまだ若いから、
あるいは健康に不安を覚えていないから
健康診断を受ける必要はないと
考える人もいるかもしれません。
結果をみて今年も健康で過ごせた。という
証明だと思って毎年受けることが
当たり前だと感じていただきたいです。